今年度Bチームの代表を務めます。4回生の槻木奨平です。新たに入ってくる1年生のために自己紹介しておくと、宮城県石巻高校出身の人文社会科学部社会科学コースです。

今年で大学最後の年になりますが、未だに宮城県出身の人に会ったことがなく寂しい気持ちでいっぱいです。今年こそはサッカー部に同郷が来てくれることを望んでいます。笑

東日本大震災から早いもので10年という年月が経ちました。その当時(小学5年生)、10年後に高知の大学サッカー部でカテゴリー代表をしてるなんて想像さえもしてなかったと思います。人生なんて何があるかわかりません。そして正解もないでしょう。紆余曲折し様々な出会いや経験を経て今の自分があります。

入学当初、トップチームに絡むどころか一番下のカテゴリーからのスタートし、全国大会はメンバー外、四国インカレもメンバー外、昨年のアイリーグ決勝では敗戦、ことごとく競争で負けてきました。勝った時もありますが、負けた時の悔しさの方が喜びより大きかったです。多分周りから見たら下手くそなんだろうなと思います。
自分の力不足である現実をことごとく突きつけられ、その度に中学からサッカー始めたからとかしょうもない言い訳を並べて現実から目を背けてた時もありました。楽しくサッカーできればいいと思ったりしたりもしました。しかし、きっと、みんなはもっと辛い経験をしながら、それでもサッカーを続けてきているんだろう、そんなことで落ち込んでる自分がしょうもないな、と思ったりもしました。それだけじゃなく、周りの人から言われる何気ない一言で頑張んないとなと感じたり、救われたりしました。

感じてほしいことは、この高知大学サッカー部には競争し合える仲間がいて、夢に向かって頑張れる仲間たちで、支えてくれる仲間たちがいるということです(勝手に支えてもらっていると感じています笑)。最高のライバルであり仲間です。

そんな仲間たちと最後に目指したいものがあります。

「強い高知大を取り返す」

OBのゾノさんがブログでこの言葉を書いていて目指すべきところはここだなと感じています。漠然としているかもしれないけれど目指すところはここです。その中で「自分にできることは何なのか」これはみんなも考えることであると思います。代表である自分も然り。

トップチームにいるわけでもないですが、現在Bチームの代表として、もっとトップチームに絡める人を増やしたい。自分自身もトップチームに上がりたい。アイリーグ優勝したい、など。様々な思いが込み上げてきていますが、今年のチーム目標の「4冠」をしっかり達成できるようそして高知大学サッカー部の歴史に恥じぬような結果を残していきたいと思います。

最後に、「当たり前が当たり前じゃない」ということも念頭において最後の1年頑張りたいと思います。家族もマネージャーもサッカー部の仲間も普段支えてもらっている様々な人たちの気持ちも背負って共に闘います。

[DF 槻木奨平 (4回生)]

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↑高知大で収まるな


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