山本昌です。本名は山本昌侑(まさゆき)です。覚えて下さい。

1年前の今頃、僕はこれまでの選手という立場をやめ、指導者としての道を選びました。その頃の自分は選手への未練を断ち切れず、幹部としての立場をやり通す自信もありませんでした。しかし、怪我で練習を外から眺める3年間に、この集団に属す意味を自ら無くしてしまっていた自分に終止符を打とうと思ったのが始まりでした。

新チームが始動すると、真っ先に思い知らされたのが指導の難しさと大変さでした。ただ、その分のやりがいはとても大きく、何より知識も経験も無い自分を慕い、付いて来てくれる後輩達の存在に本当に助けられました。

そしてアイリーグ。結果は最終節の敗戦により決勝トーナメント出場を逃しました。みんなからは「去年から大躍進だ。よくやった」と言ってもらえてとてもありがたいです。しかし結局、全国に行かなければ、結果は出せていないも同然だと思っています。悔しさと申し訳なさしかありません。

ただそんな中でも、自分は選手のために何ができるのだろうと常に考えてやってきたつもりです。選手のみんなには何か残っているでしょうか。それを今後に活かしてもらえるのならばやってきて良かったと思うし、それが一番嬉しいです。チームのみんなのおかげでとても充実した1年間になりました。心から感謝しています。

長くなりましたが、最後にこれまでの4年間共に戦った4回生、僕に関わってくれた沢山の後輩、マネージャーのみんな、スタッフの方々沢山お世話になりました。ありがとうございます。そして何より、これまでのサッカー人生を何不自由無くおくらせてもらった両親には感謝してもしきれない思いです。本当にありがとうございました。


[学生コーチ 山本昌侑(4回生 Dチーム代表)]

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名盤の使用頻度の少なさにより、4年間一度も書き換えられることなく残りました。山本昌です。