どうも前陳の主、渡邉です。コンビニでバイトを始めて早2ヶ月。その仕事ぶりはもはやベテランの域といっても過言ではないでしょう。

突然ですが、コンビニの仕事といえば、どんなことを思い浮かべますか?おそらくレジ業務を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、働いてみると意外と仕事が多いことに気づきます。

前陳、タバコの補充、廃棄管理など…。つまり他の仕事をしながら、お客様がどこにいて、いつレジに向かうのかを常に把握していなければならないのです。そのためには、体の向きや目線、首を振って周りを見るなど、ちょっとした工夫が必要になります。これにはサッカーに通じる部分があります。サッカーにおいて、守備では自分のマークとボールの両方が見える位置に立ったり、攻撃では首を振って周りの状況を確認したりする必要があります。コンビニでの動きと同じなのです。

私が最も得意とするのは「前陳」。後ろに残ったおにぎりを前に出す。これが「前陳」です。前陳をすることで、商品はお客様の目に留まりやすくなります。たった数センチですが、これが売り上げに大きな影響を及ぼすのです。サッカーでは、ボールホルダーに対して、1メートル離れて守備をするのか、それとも80センチまで近寄るのか。たった20センチの差ですが、ボールホルダーが感じるプレッシャーはより強くなるはずです。私はおにぎりを並べる立場ではありますが、「お前、もっとプレッシャーいけるぞ!もっといける!伸び代ですねぇ!」とおにぎり達から教わった気がします。

まだまだサッカーに活かせる場面がたくさんあるのですが、この他は探してみてください。コンビニバイトだけでなく、日頃の生活の中には様々なヒントが隠されているのかもしれません。

[DF 渡邉祐耶(2回生)]


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↑ボトルの前陳も欠かせません